診療科目の診療内容・求人事情の現状を知っておく

耳鼻咽喉科医として働き、患者と向き合いたいと思った時に無視できないのが、この診療科目の求人事情です。

耳鼻咽喉科医の求人事情の一切を把握せず、ただやってみたいという考えだけでは、現実とのギャップを痛感することになってしまうでしょう。
診療科目の選択というのは医師にとって非常に重要な決断となり、キャリア全体にも大きな影響を及ぼすため、診療内容のみならず求人についても、その現状を知っておく必要があるのです。

耳鼻咽喉科の医師数はしばらく横ばいの状態が続く

医師数そのものは、耳鼻咽喉科も含めどの診療科目でも不足しています。
ただ、耳鼻咽喉科医の数だけで見れば、そこまで深刻な状態とは言えないでしょう。

不足を解消しなければならない地域もあるものの、小児科や産婦人科、麻酔科などと比べると、まだ状況はいい方と言えるのではないでしょうか。

耳鼻咽喉科医の数そのもので見ると、急激に増えたり減ったりしていないという特徴も持っています。
ほぼ同じ程度の医師数で推移しており、今後医師全体の数が増えればそれに伴ってこの分野の医師数も増えていくと思われますが、しばらくは横ばいの状態が続いていくでしょう。

耳鼻咽喉科の求人数

耳鼻咽喉科は耳、鼻、咽頭、口腔など、これらの器官に関する非常に専門的な知識を有していなければ適切な診療ができない診療科目でもあります。
ただ、非常に専門的で領域が狭いにもかかわらず、多くの人に身近な器官でもあるということで、大規模な病院よりも診療所やクリニックで働く医師の数の方が多い傾向も特徴的です。

ただ、外科医などを含めた全体の医師求人事情を見てみると、大規模、あるいは中規模の病院で医師を募集していることが多く、診療所やクリニックでの募集もないわけではないものの、数的にはさほど多くはないという傾向も見られます。

そのため、勤務地や待遇などの諸条件で求人を絞り込んでいくと、応募できる求人の数がだいぶ限定されてきてしまうでしょう。
また、数があまりないだけに診療所やクリニックの求人は競争率が高くなることも考えられるので、この点も耳鼻咽喉科の求人事情として把握しながら求人情報と向き合っていかなければいけません。

病院で勤務する場合には外来と検査に加えて手術も行うことが多く、応募する医師はもちろん、そのスキルも求められます。
一方、診療所やクリニックでの勤務の場合には外来と検査、そして診療所によっては在宅医療に携わるケースも出てくるでしょう。

求める働き方や、これまでの経験や知識をどう生かせるのかを考慮した上で、就職先・転職先を定めていくよう心がけなければいけません。